声明文:香港版国家安全法制定について

香港版国家安全法制定についての声明文

 本日6月4日、天安門事件の日にあたり、改めて中国共産党政権による残虐非道なる虐殺と人権侵害に対し、我々は強く抗議する。中国政府は事件の犯罪性を認め、被害者に謝罪し、歴史を直視しなければならない。
 さて、5月28日、中国全国人民代表大会において「香港に国家安全法を制定する決議」が採択された。我々は強く非難するとともに抗議の声を挙げる。
 そもそも香港基本法23条において国家安全に関する法律は香港自らが制定することとされていた。香港立法会を無視して、中国全人代がこのような決定を下す法的根拠はどこにも存在しない。
 中国政府の今回の決定は、1984年の中英共同声明に明確に違反している。一国二制度は終焉した。中国政府は、イギリス、香港市民、そして世界に対する国際公約を踏みにじったのだ。香港市民が中国政府の支配下に甘んじなければならない国際法的根拠は、もはやどこにも存在しない。
 我々は、自由なる香港市民が、自由にその将来を決定することを支持する。中国への制裁を発表したアメリカをはじめ、自由のために戦う国々を我々は支持する。中国共産党政権によるあらゆる人権侵害と侵略を強く非難し、断固たる決意を持って戦うことを宣言する。

2020年6月4日
自由インド太平洋連盟

〈参考〉
「サンデー世界日報」6月14日発行において当会の声明文について報道されました。